美しい声と、美しい絵本と
9月14日(水)、ワーホプレイスとらんたんでは「ブンナよ木からおりてこい」を読む会を開催。
まずは水上勉さんの「ブンナよ木からおりてこい」をそれぞれが好きな場所で読む時間。
物語の最初から読んでもいいし、
途中のページや、見出しで決めてもいい。
物語の中に引き込まれながら、
心地の良い空間で、思うこと、考えていることが時々頭の中によぎり、過ごす。
ちょうど1時間が過ぎた頃、
元NHKアナウンサー、現在はフリーでアナウンサーと絵本専門士という二足のわらじで活躍されている
野田英里さんが到着。
子どもたちがいるならと、野田さんが絵本の読み聞かせをしてくれることに…!
早速絵本を選ぶ野田さん。
時間をかけて、じっくりと。
子どもたちの顔を見て、きっと喜んでくれる、そんな思いで選んだ2冊。
読み聞かせが始まると、そこは一気に物語の世界に。
部屋の中に野田さんの声がふんわりと浮かんで、
絵本の世界が表現されました。
子どもたちのキラキラした目。
アナウンサーという職業に触れることもできました。
プロの”声”というものを認識したことでしょう。
そうして最後は、ブンナの話。
ブンナを読んでどう感じたのか。
みんなで気持ちを少しずつシェアしながら、
青柳さんからは、水上勉さんの生い立ちや、どうしてこのブンナの本が素晴らしいのかということを伝えてもらう。
ああ、もう一度読んでみよう。
ああ、子どもたちにも読んであげよう。
そんな風に、お母さんたちが思うきっかけとなりました。