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1111に引き寄せられた仲間たち〜成しとげる母力の会 Vol.1 報告

9月28日(水)10:00〜12:00
ワーホ参加者:永安(PL)、藤本、青柳、山﨑、植地
Zoom参加者:宇賀、天野、木綿、戸﨑

参加申し込みをしてくれた山﨑さんから、少し到着が遅れると連絡がありました。
山﨑さんが到着するまで、待ちましょうということに。
基本的にワーホプレイスとらんたんで開催のイベントはリアルを大切にするので、オンラインは併用しないこととしていましたが、
この日、お母さん大学大阪支局長の宇賀がZoom参加予定でした。

「せっかくZoom開くなら、ほかに誰か誘わない?」

お母さん大学学長である藤本の思いつき。
いつもレスポンスが早く、対応してくれる4名に連絡したところ、3名が参加可能となりました。
しかも、こちらのプロジェクトについて何も知らない3名。
プロジェクトの概要と募集を当日伝えたところでしたので、誰もまだ、読んでいなかったのです。

「なんだかよくわからないけど、いいですよ、参加してみます」

このお返事、スゴイと思いませんか?
お母さん大学では日常茶飯事。
こういうお誘いは、絶対に面白い、という勘が働いたのでしょう。
しかも、ほんの少しの説明で、大まかな流れを理解するお母さんたち。
すご過ぎます。

そして、事情を何も知らずに到着した山﨑さん。
山﨑さんを待っていたので、有無を言わさず、始まる、成しとげる母力の会。

プロジェクトリーダー永安さんの話

日本電産の社長が京都の向日市出身。一代で世界の大企業に作り上げた。世界トップレベルのモーター会社。
実は夫が20年前くらいからお世話になっているのでもちろん知っていました。
数年前、お母さん大学の歌「はじめての日」を歌ってくださっている、ダ・カーポさんがいろいろな街のご当地ソングを歌っているのを知りました。
その中に向日市のご当地ソングもあったのです。
その時に、向日市で一日お母さん大学を開きたいと思いました。
藤本さんと永守さんの対談と、ダ・カーポのコンサートがしたいと思いました。
一度、藤本さんと青柳さんと宇賀さんと一緒に尋ねたこともあります。社長にはお会いできませんでしたが、女性推進担当の方と情報交換ができました。

向日市に永守さんがホールを寄付するというのを知り、これはこけら落としの公演ができるチャンス!と思いました。
誰にも内緒にしていたのですが、昨年病気を患って、回復した頃にMJプロを受けないか?と藤本さんから誘われました。
これからの企画を考えた時に、夢を公にしました。
お母さんが夢を語るルーム(クラブハウス)でも話させてもらいました。
その経緯があって、機運も高まり、プロジェクトをスタートしたいと思っていたら、ちょうど、永守さんが本を出されたのです。
ご自身の半生を書いている、ビジネス書ですが、お母さんからの教えをいくつも受けて、心の糧にして大きくなっていった方なので、お母さんの影響が本当に大きいと感じる内容でした。

お母さんに役立つ内容も書かれています。もちろん、子育てのこととは書いていないですよ。でも当てはまります。
ビジネス界でどんな人材が求められるかが書いてあります。ご自身の理想の人材教育のために、自分の大学をつくってしまうほどの方ですから。
人材育成という意味では、お母さんが究極の人材育成です。
胎内から。
お母さんが子どもをはぐくみ育てていく。
お母さんたちが関わっていってもいいような内容の本です。
会社のリーダーが家庭にも当てはまる。お母さんは家庭のリーダー。

つまり、どんな目標を持って子育てをしたらいいか、という一つのヒントになるのではないか?と思い、たくさんのお母さんに読んでもらいたいと思いました。
ダイバーシティなどで、社会が子育てをするべきという流れ…。それはお母さんの力、「母力」が衰退するのではないか?と心配でなりません。不安です。
とにかくお母さんが子育てをしていくことによって、赤ちゃんは感性豊かに育っていくのではないか?と個人的に感じます。

もっとお母さんを大事にしよう、と、誰かが言ってくださったら。
ぜひ、皆さんにも読んでもらいたい。プロジェクトに加わってほしい。
参加する条件は成しとげる力を読むこと。自分の子育てをどう思うか、考えてもらいたいのです。


永安さんの本にはたくさんの付箋が。

参加した皆さんの感想

●天野
イオン京都桂川、昨年行きました(家族で日帰り京都旅行した)が、あの辺りかと思いながら聞かせていただきました。
本をまだ読んでいませんが、お母さん大学のサイトを読みました。
本当その通りと感じています。お母さんから子育てがなくなっていく。そんなとても大切なことに、お母さん自身が気づいていない。
子育てがアウトソーシングになっています。お父さんや社会ももちろんありますが、お母さんあっての子育て、と思います。
しかしながら、声高に言うと、時代遅れと言われて叩かれる。でも本当は、そう世の中が思っていることこそが怖いこと。

●宇賀

イオンモール京都桂川があるのがJR桂川駅で、ひとつ西側(大阪寄り)が向日町駅です。
もうひとつ西の長岡京駅は(細川)ガラシャ祭や天満宮があって歴史的にも筍でも有名なところです。
駅前に絵本屋さんがあり、コロナ前から通っていますが、タクシーはいつも止まっているのにしーんとしている。向日町駅は、住むための人、日本電産に行く人が降りる駅。
それに比べて長岡京駅は、古い歴史の街です。情緒があります。向日町駅は、日本電産しかないイメージです。
ホールができたら、人が行き交う。それは血が流れること。
そんな風景が思い描けました。この街を活気づけるのは、ダ・カーポしかいないと思っている。これから本を読みます。

●山﨑
ウキウキワクワクする気持ちです。
社会で子育てをするとはいえ、お母さんの出番がないわけではないと思います。
私は、肝っ玉母ちゃんに憧れる繊細母ちゃんです。
子どものことに関してはお母さんが発信するのが、大切だと実感しています。
子どもの居場所をつくるのはお母さんの仕事。
お母さんが味方でいること。

お母さんスゴイ、お母さん偉い、っていうけど、自分のこと、果たして自分自身がそう思ってるかな?と考えました。

海外に留学していた時、母と文通をしていました。
お母さんは、これから夢を形にするから、
あなたはあなたなりに、今しかできないことを頑張ってねという手紙をもらいました。
その言葉に今も支えられています。

●戸﨑さん
生活団を作った羽仁もと子さんは、著作集のなかで、「子育ては最も楽しい事業」と言っています。
家庭のことも、営むでなく経営するという表現をするのが新鮮でした。
実は最近ペンを持つようにしていて、日記を書いています。

思うことがあります。
しんどいというのがすごいという風潮はどうでしょうか。
私は違和感を感じています。
子育てを母親がしなくなっていることに危機感を感じます。

まとめ リーダーの言葉

私は、51歳で学校の先生になりました。
担任を持った時に、子どもたちのことを誰一人取り残さないという思いで教師をやりました。
中学生と向き合った時に、自分の母経験が強みだと感じたのです。そこを大事にしたかった。
中1はドリームキャッチャーズ、中2はドリームシーカーズ、中3はドリームメーカーズ。
みんなに夢を持ち続けるように応援しました。小さなことも見逃さないように。
コロナの時代にいろいろ思ったり気がついたりする人も多い。
永守さんの会社の状況は私たちには想像できないことだけど、1%でも、今日みんなが話してくれたような日常のこと、お母さんの揺れる気持ち、
まっすぐな気持ちを永守さんが知って聞いてくれたら。
99%の考えの方に、その空気が影響するかもしれないと、期待しています。

この本が売れているとのこと。永守イズムが多くの人に伝わっている?上半期のビジネス書のナンバーワン。
お母さんはビジネス書はあまり読まない。
増版されるときは、成しとげる力→成しとげる母力にしたいくらいです。
母という言葉が30回以上出てくる、そんなビジネス書はありません。
これを読んで、そうではないと思ってもいいし、一つのきっかけになればいいかなと思っています。

大切なのは、偏差値じゃありません。
IQじゃなくてEQ。人間の幅の広い人が大事。
テストができればいいのではないのです。
永守さんはそれを実践している人。
エピローグに、母の教え、妻の支え合っての人生だったと綴っています。
明確に書いている、こんな素敵なビジネス書は世界中のどこにもありません。

さあ、みんなで一緒に本を読みましょう!


おやつも大事です

※EQ(Emotional Intelligence Quotient)とは、「心の知能指数」

 

 

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