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選択するということ〜アップルレザーを知った

【MJバディプロジェクト報告】
※MJバディとは、マザージャーナリストが取材に行く際のサポートとして同行するプロジェクト。

10月4日、MJ30のお母さん記者、相澤利奈さんが「社長取材に行く!」ということで、同行。
私にとっては初めてのMJバディ記録。

遡ること、9月30日。
この日、ワーホプレイスとらんたんに来ていた相澤さん。
相澤さんは、とらんたんで発信していくお母さん記者にいち早く名乗りを上げたお母さん。
たくさんのアンテナが立っていて、取材やイベントの構想(妄想)のために打ち合わせをしていた。
彼女が身につけているブルーのバッグ。
実はこれ、アップルレザーと言ってリンゴの皮の廃材からできたものだという話は前から聞いていた。

このバッグをつくっている会社を取材したい、聞いてみたいこととお願いしたいことがある、と話す相澤さん。
作戦を練ろうとすると、取材したいと思っていたラヴィストトーキョー株式会社がなんと、この日にリリースが発出したのだ。偶然すぎる…。
早速アポイントを取り、銀座のルミネに1週間ポップアップショップを出すというので、そちらに伺い、お話を聞けることになった。

おにぎりからはじまる取材

取材当日の10月4日。
相澤親子と銀座で待ち合わせ。
私が少し遅れて到着すると、ここひかちゃんが迎えてくれて、なんと、「おにぎり」をくれた(泣)
お家を出る前に、一生懸命つくってくれたのかと、心が温まる。

海からの声

取材の前に時間をたっぷりとって待ち合わせしたので、まずは、ブルース・オズボーンさんの展示を見に、帝国ホテルへ。
「Nature Calls 海洋プラスチック展 海からの声 藤元明 ブルース・オズボーン 2022年9月1日(木)~10月23日(日)」
https://www.imperialhotelplaza.jp/tokyo/shop-news/awai_gallery_2022sep2/

海に破棄された海洋プラスチックから生まれたアーティストの作品を通じ、プラスチックという素材そのものを考えてもらうきっかけにしたいというアート展。
ブルースさんは、「親子の日」のオリジネーター。「親子」という表現は、日本語にしかないと、その大切さ、すばらしさ、愛おしさを伝えるアーティスト。お母さん業界新聞とは長く関わっていただき、表紙撮影のコラボレーションもしている。

意外にもアートに食いつくここひかちゃん。
もとは海のゴミとは思えない、彼女たちの頭の中ではきれいな世界がひろがって、
「これはテーブルと椅子だよ」「これはどんどん細かくなる、おもしろい」
自由に楽しんでいた。
これも、SDGsの学び。

いざ、アップルレザーに出会う

さて、ここからが本番です。
ルミネに向かい、社長の待つ3階展示スペースへ!

 

唐沢社長は子どもたちの目線に合わせて挨拶を。

質問をする子ども記者、ここひか。

メモを取りながら、アップルレザーのこと、そして唐沢社長の思いを聞いていく。
会いたかった人に会えて話ができる喜び。
緊張もするけれど、なにより興奮する瞬間だ。

リンゴの皮を粉状にして、水溶性の樹脂に混ぜてアップルレザーができあがる。
この粉の匂いはほんのりりんご?

たくさんの質問に答えてもらう。
しかも、お願いも聞いてもらって…?
相澤さんの記事はこちら→「親子レポーター、社長取材に行く!」

社長の唐沢海斗さんは栃木県出身。
アメリカに留学時にビーガンに出会う。
自分自身も気候問題や、より環境にベターな選択をするべきだと感じるとともに、
社会がそういったさまざまな考え方を受け入れているかどうか、というところが大切なのではないかと気づいたとのこと。
そして、アップルレザーに辿り着き、自分のやるべきことは、誰かの目的をデザインすることだと話す唐沢さん。

自分よりも大切な存在に対して幸せを残せるように。
意(こころ)を動かす存在に。
未来に向かって話をする唐沢さんの強い思いと私たちが知るべき真実。

お母さんたちに聞いてもらいたい話がたくさんあります。

ラヴィストトーキョー株式会社

https://lovst-tokyo.com/pages/brand-page

取材後記

さて、取材を終えて、相澤さん親子。
やっぱりちょっと緊張していたのかな。
ホッとした笑顔が見られたので、私も安心。
バディとはいえ、相澤さんのおかげでアップルレザーというものの存在を知り、それを扱う社長の話を直接聞くことができた。
サポートといいつつ、自分自身の好奇心も満たされた。さて、
次はどこ行こう!?

(MJバディ 植地宏美)

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