ハハコモマイだっこフラ〜涙と笑顔のオーディション

ハハコモマイだっこフラ1期生オーディション
2025年6月18日、お母さん大学の新プロジェクト、ハハコモマイだっこフラ1期生のオーディションが開催されました。
母も子も幸せな世界をつくる、ハハコモプロジェクトの一環です。
ハハコモマイには「母子も」、「舞」、「コモマイ= e komo mai(ハワイ語でようこそ)の意味が込められています。
夜泣きが待ち遠しくなる「だっこフラ」の4回のレッスンは、
お母さん大学生の小林順子さんが講師を務める。
すでに保育園での実績もある、オリジナルレッスン。
だっこフラは、赤ちゃんを寝かせるものではない!?
この日、オーディション参加者は5組の母子。
そして、先輩母フラチームから、助っ人も集まりました。
お母さん大学学長の藤本裕子さんの挨拶から始まりましたが、いきなりの洗礼。
「だっこフラは、赤ちゃんを寝かせるためのプロジェクトではありません」。
参加したお母さんたちは、すやすや眠るわが子を想像し、夜泣きから解放されるワクワクでいっぱいだったと思いますが、一瞬考えたでしょう。
藤本さんは続けます。
「どうして赤ちゃんが泣いているかを考えるとわかります。赤ちゃんは言葉が喋れないだけ。全部わかっています。そして、お母さん、お母さんと、泣いています」。
わが子が母を求めて泣く時期はほんの一瞬。
だっこフラは、そんな大切な時間に気づき、わが子とのつながりを感じ、
泣いているわが子さえも愛おしく感じる、笑顔のお母さんになるための時間。
お母さん大学が、伝え続けていること。
それは、便利なグッズや、方法が子育てを楽にするのではなく、
心からお母さんでよかったと、思えるお母さんになってほしいということ。
ペンを持てば自ずと我と向き合い、わが子を見つめ、そして、つながる。
夜泣きは辛い。
お母さんだって眠い。
子育てしんどい。
みんなそう思っているから、わかるよ。
お母さん大学を知ってもらい、そしてあなたのことも知りたいのです。
私たちは、ただ、わが子を先生に、ペンを持つことで気づく。
未来を育てていると、子育ての素晴らしさを感じた時、母力がググッとアップするのです。
フラが教えてくれた、私の本当の笑顔
続いて小林順子さんが、自身の経験、重度障害のあるわが子の子育て、乳がんのことをお話しします。
自分を捨てて、100%息子の母になろうと覚悟した自分。
私以外に息子を信じてくれる人がいるということに気づいた、人との出会い。
息子の成長を感じ、一筋の希望が見えた時、突き落とされた、ガン告知。
フラとの出会いと、自分を愛するという大切さ。
だっこフラに込めた思いと、出会ってくれたお母さんたちと赤ちゃんたちへの感謝を伝えました。
そのあとは、オーディション。
マイクを回して、自己紹介。
お母さんになってからの日々を思い出し、
言葉を詰まらせながらの笑顔の美しいこと。
お母さんは、美しい。
赤ちゃんが泣きじゃくっていても、見守る母たちもみんな笑顔で涙を浮かべていて、
とらんたんは、また、未来を生み出す空間となりました。
さて、次回からは早速レッスンが始まります。
7月に用意されたステージデビューを目指し、だっこフラ1期生が、スタートしました!
4回のレッスンで、1曲をマスターします。
ぜひ、応援してください!
順子先生の歓迎のフラも。